共働きでも産休・育休中なら適用かも?配偶者控除を解説!【2020】

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共働き家庭で産休・育休を使ったママさん。

そして、コロナにより年収が大幅に減りそうなママさん。

 

もしかしたら、旦那さんが配偶者控除・配偶者特別控除を受けられるかもしれません。

(もし旦那さんが主夫の場合は、ママさん自身が恩恵を受けられるかもしれませんね!)

この控除を受けられると、それだけで最大38万円の控除を受けられます。

 

そして、2020年、配偶者控除・配偶者特別控除は金額に変化を遂げました。

どういったところが変わったのか、気になりますよね?

  • そもそも配偶者控除・配偶者特別控除って何?
  • 最新の配偶者控除・配偶者特別控除が知りたい。
  • いくら控除されるの?

 

毎日生活苦である以上、ちょっとでも節税をしてお得に暮らしたいですよね!!

来るべき年末調整・確定申告で節税できるよう、今から勉強していきましょう!

目次

【共働き】産休・育休中なら適用?配偶者控除の前に所得申告のお話

そもそもこれって何?という方もいらっしゃるでしょう。

配偶者控除は、年末調整や確定申告で受けられる所得税における優遇制度なんです。

制度を受ける前に、知っておきたい所得税の話!

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ゆうこ
年末調整や確定申告は、その年の1~12月の1年間で個人が収入で得た金額から税金をもらうために必要な申告なんです。

 

なので、本来は一人一人きちんと申告が必要なものなんです。

 

とは言っても、専業主婦であったり、お子さんが小さかったり、税金とられるほど働いていないよって人からは税金をとることができません。(所得が発生しないから)

 

その場合は、おうちの方代表が「この人たちを養っている!!」という申告を、自分の申告とともに、ご家族の代わりに出すのです。

すると、おうちの方代表は所得税を軽減されるという恩恵を受けることができるのです。(扶養控除)

 

ゆうこ
イメージとしては、家族を養うための経費を所得税から差し引いてもらってる感じですね。

 

 

あ、でも所得がないにしても、収入がある場合は、原則、確定申告が必要なので!この限りではないと思っていてくださいね!!

 

そして、配偶者控除枠には2つ種類があり、配偶者控除配偶者特別控除に分けられます。

この2つの違いは、主には満たす要件の違い、そして合計所得金額がどれくらいかってことになります。

 

合計所得なので、会社からの給与だけでなく、不動産収入やアフィリエイトで稼いだ額も含めて計算して所定内であれば、この控除は受けられます。

※ただし個人事業主は対象外。

 

ゆうこ
それでは、簡単にさらに詳しく、わかりやすく説明しますね!

共働きでも産休・育休中なら適用かも?配偶者控除とは?

納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合、一定の金額の所得控除が受けられる制度を言います。

めちゃくちゃかみ砕いて言うと、

 

がっつり働いて税金払っている人に、養ってもらっている配偶者ですね。

もちろん、この配偶者は妻だけでなく、夫も対象となります。

ゆうこ
旦那さんが主夫している人は奥さんの扶養内に入ることができるんですね~。

そして、配偶者控除を受けるためには要件を満たさなければなりません。

配偶者控除の要件

(1) 民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません。)。
(2) 納税者と生計を一にしていること。
(3) 年間の合計所得金額が38万円以下(令和2年分以降は48万円以下)であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
(4) 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。

引用:国税庁

さっぐり説明すると

配偶者控除の要件

  1. 戸籍上、配偶者であること
  2. 納税者と生計を共にしていること
  3. 合計所得金額が48万円以下であること
  4. 個人事業主でないこと

 

って感じですね。

ゆうこ
ここでいう個人事業主は正式な申請を国にしていて、別途青色白色で確定申告行っている人のことを言いますよ。

配偶者控除の控除額

2020年以降、配偶者控除の控除額は以下になります。

納税者本人の合計所得金額 所得控除額
900万円以下 38万円
900万円超950万円以下 26万円
950万円超1,000万円以下 13万円

 

配偶者控除かどうか見極めるポイントは以下2つを満たしているかになります。

配偶者控除かどうか見極めるポイント!

  • 納税者本人の合計所得金額が1000万円以下である。
  • 配偶者の合計所得金額が38万円以下である。

 

共働きでも産休・育休中なら適用かも?配偶者特別控除とは?

配偶者特別控除は、配偶者控除ほど恩恵は受けられないけど、それなりに税金控除してくれる優遇制度です。

 

つまり、どんな人がこれにあたるのかと言うと、

 

  • 自分で会社の社会保険入っている
  • そんなに稼いでないから税法上的には旦那さん(奥さんの)の扶養に入るよ」

 

って人です。

税法上、税法上と言ってますが、このへんは後ほど説明します。

配偶者特別控除の要件

(1) 控除を受ける納税者本人のその年における合計所得金額が1,000万円以下であること。
(2) 配偶者が、次の要件全てに当てはまること。
イ 民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません)。
ロ 控除を受ける人と生計を一にしていること。
ハ その年に青色申告者の事業専従者としての給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。
ニ 年間の合計所得金額が38万円超123万円以下(令和2年分以降は48万円を超え133万円以下)であること。
(3) 配偶者が、配偶者特別控除を適用していないこと。
(注) 上記(3)について、令和2年分以降は、以下のとおりとなります。
イ 配偶者が、配偶者特別控除を適用していないこと。
ロ 配偶者が、給与所得者の扶養控除等申告書又は従たる給与についての扶養控除等申告書に記載された源泉控除対象配偶者がある居住者として、源泉徴収されていないこと(配偶者が年末調整や確定申告で配偶者特別控除の適用を受けなかった場合等を除きます。)
ハ 配偶者が、公的年金等の受給者の扶養親族等申告書に記載された源泉控除対象配偶者がある居住者として、源泉徴収されていないこと(配偶者が年末調整や確定申告で配偶者特別控除の適用を受けなかった場合等を除きます。)。

引用:国税庁

 

さっぐり説明すると

配偶者特別控除の要件

  1. 控除を受ける納税者本人の合計所得金額が1000万以下である
  2. 戸籍上、配偶者であること
  3. 控除を受ける納税者と生計をともにしている人
  4. 配偶者の所得金額が48万円を超え133万円以下である
  5. 個人事業主でない人
  6. 配偶者自身が配偶者特別控除を受けていないこと
    →夫婦いずれか一方しか適用されないっていうこと。

 

ゆうこ
(3)のロについては、調べてもあんまりよくわからなかったのですが、⑤を満たしていれば大丈夫なんじゃないかな。(適当w

 

これらの要件を満たすことで、おうちの方代表は所得税の軽減措置を受けることができるんですね。

配偶者特別控除の控除額

2020年以降の配偶者特別控除の控除額は以下になります。

納税者の本人の合計所得金額
900万円以下 900万円超
950万円以下
950万円超
1,000万円以下

配偶者の
合計所得金額

↓↓以下、納税者本人が実際に受けられる控除額↓↓
48万円超
95万円以下
38万円 26万円 13万円
95万円超
100万円以下
36万円 24万円 12万円
100万円超
105万円以下
31万円 21万円 11万円
105万円超
110万円以下
26万円 18万円 9万円
110万円超
115万円以下
21万円 14万円 7万円
115万円超
120万円以下
16万円 11万円 6万円
120万円超
125万円以下
11万円 8万円 4万円
125万円超
130万円以下
6万円 4万円 2万円
130万円超
133万円以下
3万円 2万円 1万円

 

 

配偶者特別控除かどうか見極めるポイントは以下を満たしているかになります。

配偶者特別控除かどうか見極めるポイント

  • 納税者本人の合計所得金額が1000万円以下である。
  • 配偶者の所得金額が48万円を超え133万円以下である

 

ゆうこ
年収や所得がいくらかが最大のポイントなのね!

 

【補足!知っておくと年末調整に役立つかもしれない用語解説】

ちなみに

  • 38万円の控除を満額受けられる配偶者を「源泉控除対象配偶者」
  • 納税者本人の所得が900万円以下で、かつ38万円の控除を満額受けられる配偶者を「同一生計配偶者」

と税法上では表記されます。

年収103万円以下の収入の配偶者のことを、このように呼称分けしているんですね。

年末調整では〇つける欄がたぶんあったと思うので、覚えておくといいかもしれません(適当

 

共働きでも産休・育休中に受けられる配偶者控除!知っておきたい知識

では、なぜ共働き家庭なのに、産休・育休中の者や、コロナで年収が大幅に下がる見通しのある人が、配偶者控除で恩恵を受けられる可能性があるのでしょうか。

 

それには2つの理由があります。

税法上の扶養と社会保険上の扶養は違う

ゆうこ
社会保険とは!健康保険、厚生年金、雇用保険の3点セットのことをまとめた総称です。

 

扶養、扶養って言ってますが、「扶養されている」と聞くとどちらかと言えば、健康保険のイメージの方が強いかもしれませんね。

でも、じつは「扶養」には2つの種類があって、健康保険における扶養と税法上における扶養って全くの別物なんです。

 

イメージ図としては、こんな感じですね。

厳密にいえば、ちょっと違うと思いますが。(笑)

おおよそは、こんな階層になるかなと思います。

 

なので、会社の健康保険に自分で入っているからと言って、配偶者控除・配偶者特別控除を受けられないかと言えば、そんなことはないんです。

 

  • 税法上も社会保険上も扶養に入ってる人→配偶者控除
  • 税法上のみ扶養に入っている人→配偶者特別控除

 

かなり違うと思いますが、基本的にはこんなイメージで良いかもしれませんね。

 

しかし、社会保険に入っていても、産休・育休取得者であれば最大38万円の恩恵が受けられる可能性があります。

なぜなら、要件は所得金額で左右されるからです。

 

次はそれにかかわる話をしましょう。

出産手当金・出産育児一時金、育児休業給付金は非課税!!

お休み中にいっぱい給付金もらったんですけど・・・・という方、いらっしゃいますよね。

 

社会保険から出た給付金はすべて非課税なんです。

なので、その年の1~12月の間に得た給与所得がトータル133万円以下であれば、納税者本人が配偶者控除・配偶者特別控除による恩恵が受けられる可能性は高いです。

なので、今一度、「今年の収入いくら?!」ってざっくり計算してみると良いですよ♪

 

育児休業から復帰する人はこの記事もぜひ読んでお得になってほしいです。

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ちなみに!今度給付される10万円の給付も非課税!!

ここからは補足コーナーです。(笑)

 

2020年はコロナによる特別定額給付金がありますね!

こちらも原則、非課税扱いなので、個人の収入に含める必要はありません。

課税対象でないのは嬉しいですね。

 

10万円の特別定額給付金については、こちらで詳しく解説しています。

https://kosodate-nobinobi.com/10man-kyuhukin-korona

じつは!2020年に配偶者控除の制度に変化がありました!

ほげぇ!?いつのまに!!って思いました?

 

じつは、2020年からこの制度若干変わってるんですよ。

要件の内容の追記と所得額が変わりました。

 

要件の内容追記は配偶者特別控除の要件のイ~ハにあたる部分ですね。

ここは難しいので、割愛します。

 

最大の変化は要件の所得額の変化です。

  • 配偶者控除

年間の合計所得金額が38万円以下(令和2年分以降は48万円以下)であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)

 

  • 配偶者特別控除

年間の合計所得金額が38万円超123万円以下(令和2年分以降は48万円を超え133万円以下)であること。

この部分です。

10万増えた金額に修正されています。

 

ここで勘違いしないでほしいのは、「わー!稼げる額増えたんだぁ」ってわけではないです。

説明が長くなるので、割愛しますが、トータル計算すると、このへんはなんも変わってません(笑)

表記上、金額が10万増えたように見えるっていうだけなんで、そうなんだーって思っててくださいね。

共働きでも産休・育休中なら適用かも?配偶者控除を受ける方法

さて、こちらの制度を活用するには、その年における所得申告を行うことが必要となります。

冒頭で紹介しましたが、以下2つですね。

  • 年末調整
  • 確定申告

 

申告する本人が「控除対象配偶者がおるでー」って上記の書類で書いてくださいね。

年末調整を受ける方は、配偶者特別控除を専用用紙があります。

配偶者控除を受けるための必要書類

配偶者控除を受ける際に必要な書類

  • 配偶者のマイナンバーがわかるもの

 

だけで良いかと思います。

以前は、確定申告でも源泉徴収票がいるとされていましたが、今はすべてマイナンバーがあればOKとされています。

 

ちなみに、年末調整では合わせて、このような専用用紙の記載が必要です。

引用:国税庁

 

あ?やばいな。また用紙変わってんじゃん(笑)^^^^^^

 

現職総務の私は、今年の年末調整で死ぬ予感しかしないので、余力あればそのうち書き方解説しますね。^^^^^

旦那さんが納税者本人で会社勤めされているっていう方は、「おう、旦那頑張れや」って思っといてください。

 

確定申告の場合、Web入力、およびWeb申請だとこのへん楽々だと思いますよー。

 

共働きでも産休・育休中なら適用かも?配偶者控除を解説!【2020】のまとめ

本当はイメージしやすいよう、例を載せる予定でしたが。

もうすでに6000字弱の文字数になり、疲れたので、また今度リライトした時にでも、書くことにします(笑)

わからなかったら、ゆうこ本人に何かしら聞いてもらえれば答えられる範囲で答えますので、よかったら聞いてください。

配偶者控除かどうか見極めるポイント!

  • 納税者本人の合計所得金額が1000万円以下である。
  • 配偶者の合計所得金額が38万円以下である。

配偶者特別控除かどうか見極めるポイント

  • 納税者本人の合計所得金額が1000万円以下である。
  • 配偶者の所得金額が48万円を超え133万円以下である

 

配偶者控除・配偶者特別控除の申請方法

  • 年末調整
  • 確定申告

 

あとは各要件を満たしているかどうか、しっかり確認してくださいね♪

 

とにかく、産休・育休とっている方コロナで年収を大幅に減らされる方には、見逃せない制度だと思います。

該当する方は、速やかに調べて、来るべき日に備え、漏れなく節税対策をしてくださいね!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

教育、暮らし、お金(労務、税務)を専門に書く兼業ライター。
仕事も子育ても充実させたい!向上心溢れるワーキングマザーです。
保育士歴5年、現在本業である総務は4年目に入りました。
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