子どもの嘔吐は備えて万全!知っておきたい準備と処理の仕方とは?

子どもが目の前で嘔吐した時、処理の仕方を知っていますか?

テンパってしまい、急いでタオルなりなんなりで拭いて、アルコールで消毒して!

ってなってしまいますか?

ちょっと待ってください。

正しい処理を行わないと、おうちの方だけでなく、兄弟で感染したり、集団感染のもとになりますよ!

嘔吐処理に対する正しい知識を身につけて、普段から備えておくとすぐに対応ができます。

今回は子どもが嘔吐した時に用意しておきたい準備物や処理の仕方についてご紹介します!

目次

子どもの嘔吐!流行りやすい時期と胃腸炎の特徴とは?

一般的に胃腸炎が流行りやすい時期は、12月~2月、6月~7月くらいが多いかと思います。

胃腸炎の中でも、子どもに代表して怖いのはよく聞くこの2つが一般的でしょう。

有名な2つの胃腸炎ウイルス

  • ノロウイルス
  • ロタウイルス

とくにノロウイルスは年中どこでも感染は拡大します。

感染を防ぐには徹底して除菌処理を行わなければならないのです。

ノロウイルスとロタウイルスの特徴

では、まずノロウイルスとロタウイルスの特徴について簡単にまとめていきます。

【ノロウイルス】

特徴
  • アルコール消毒や熱に抵抗力がある。
  • 感染力が非常に強い。
  • 何度でも感染する。
潜伏期間 12~48時間
主な症状
  • 発熱(約37〜38℃くらい)
  • 腹痛
  • 下痢
  • 吐き気
  • 嘔吐
対処法 有効な抗ウイルス剤がないので、対症療法。

(整腸剤などが一般的)

【ロタウイルス】

特徴
  • 子ども、とくに乳幼児がかかりやすい。
  • アルコール消毒剤や熱に対する抵抗力がある。
  • 感染力が強い。
  • 二度目以降の感染は重症化しにくい。
  • 便の色が白っぽくなる。
潜伏期間 1〜3日
主な症状
  • 39℃以上の発熱
  • 激しい腹痛
  • 水様性の下痢、嘔吐
対処法 有効な抗ウイルス剤がないので、対症療法。

(整腸剤などが一般的)

通常であれば2〜7日程度で症状は治まりますが、熱の高さがあるため、けいれんや脳症の合併症を起こすこともあります。

一般的にかかりやすいのは、感染力の強いノロウイルスですが、重症化しやすいのはロタウイルスです。

とくに乳幼児は感染すると、脱水症状を起こす可能性があるため、状態が良い時にこまめに水分をとるようにしましょう。

水分がまともにとれない場合は、お医者さんにかかり、点滴をするなど対処が必要になります。

脱水の時に吸収率が良い、経口補水液などもドラッグストアに売っているので、備えておくと便利だと思います。

感染性胃腸炎にアルコール消毒はNG!

感染性胃腸炎の場合、アルコール消毒は基本的にはNGです。

塩素系の消毒液でないと、菌を除菌できないんです。

必ず、アルコール消毒液だけでなく、塩素系の消毒液も家に備えておくと、2次感染が防げますよ。

このあたりの話は、後ほど詳しくお伝えしていきますね!

「症状がなくなれば大丈夫!」ではない!!

熱が下がり、症状がなくなればもう安心。と思うにはまだ早いです。

ノロウイルスは症状がなくなっても、菌はまだ体内に1~1ヶ月ほど滞在しているのです。!!

菌は便に排出されるので、トイレを共同で使う、又食事の際は注意が必要です。

とくに子どもの食べ残しを食べる習慣があるおうちの方はすぐにやめてください。

2次感染につながります。

症状が落ち着いた後も、適切に手洗いうがいにつとめ、時には除菌を行うのが良いでしょう。

保育園へはいつになれば行ける?

一般的には感染性胃腸炎になった場合、出停扱いになります。

登園するには、お医者さんの許可が必要です。

登園の目安としては、嘔吐や下痢などの症状が治まり、普段の食事がとれるようになれば登園ができますので、お医者さんにまずは相談してくださいね。

子どもの嘔吐対応!嘔吐処理の準備物

では実際に嘔吐処理についてお話していきましょう!

前提として大事なのは、

  1. 素手では絶対触らない。
  2. マスクをする。
  3. 塩素系消毒剤を使う。

ということです。

そして、嘔吐物の飛散距離はとてもすごいです。

こちらはお粥を使った模擬実験になりますが、嘔吐するとかなり飛散します。

引用:LION

ノロウイルスは拡散が早く、感染力が非常に高いです。

適切な処理を手早く進める必要があるため、事前準備と対策が大切です。

嘔吐処理グッズの紹介

【嘔吐処理グッズ】

  • 家庭用塩素系漂白剤(ブリーチなど)
  • 500mlのペットボトル
  • じょうご(漏斗)
  • マスク
  • バケツ
  • ゴーグル
  • ゴミ袋 複数枚
  • ビニール袋 複数枚
  • 段ボール片(2枚)、ない場合はキッチンペーパーでよい。
  • キッチンペーパー
  • 使い捨てのレインコート(なければエプロンでも可)

基本的には、処理する際に使ったものは、直ちに捨てるか除菌するという考えをもっておきましょう。

嘔吐物のかかったものも同様です。除菌をする場合は、塩素系漂白剤を希釈してつけましょう。

 まずは消毒液作りをしましょう!

事前に作っておくと安心ですが、3ヵ月経った作り置きは効果が薄れます。

兆候が見られたら備えるようにしておくと良いでしょう。

作り方は簡単です。

使うもの:500㎖のペットボトル、じょうご

  1. 500㎖のペットボトルにじょうごを差し、水を半分程度入れます。
  2. 塩素系漂白剤のキャップ2杯分(約10㎖)を入れます。
  3. ペットボトルの上まで水を注ぎ、混ぜ合わせます。

これで完了です。

くれぐれもお子様が間違って飲まないよう、手の届かないところへ厳重に保管、使用くださいね。

子どもの嘔吐対応!嘔吐処理の流れ

準備物がわかったところで、実際の処理の流れについて説明します。

【実際の処理の流れ】

  1. マスク、手袋、レインコート(エプロン)、ゴーグルを装着する。
  2. 子どもの介助を行う。
  3. 部屋の換気を行う。
  4. 嘔吐物にキッチンペーパーをかけ、その上から消毒液をかける
  5. 段ボール片で汚物をキッチンペーパーごと集め、ゴミ袋へ入れる。その後、消毒液をかける。
  6. 空気を抜かずにゴミ袋をしばる。
  7. 汚物を取り除いたところの床に再度、新しいキッチンペーパーを重ねる。
  8. 消毒液をかけ、新しいゴミ袋に捨てる。
  9. 消毒液で濡らしたキッチンペーパーで床を拭き、ゴミ袋へ入れる。
  10. 着衣していたものをゴミ袋へ入れる。
  11. 手洗いうがいをする。
ゆうこ

子どもの介助については、着衣を脱がせ、シャワーなり洗面台なりで体を洗います。

着衣など、嘔吐で汚れたものはビニール袋に入れ、袋を縛り、周囲の感染を防ぎます。

キッチンペーパーを嘔吐物にかけるのは菌の飛散を防ぐためです。

ちょっとした空気の移動や風でウイルスは飛散します。

又、処理している人のみがその部屋に滞在し、他の方は別の部屋へ行くなど避難しましょう。

汚物で汚れたおもちゃは?

これも消毒液でつけ置き洗いしましょう。

アルコールでは消毒にはなりません。

もしくは、85℃のお湯で1分以上炊いてください。

汚れた衣服はどうすればよい?

基本的には下洗いをしたあと、つけ置きでまず消毒します。

その後、しっかり水洗いをして洗濯してください。

オススメグッズの紹介

ここでいくつかオススメしたいグッズを紹介します。

ここはもうサラッと流しときますね。

●ハイター 漂白剤 小 ボトル(600ml)【ハイター】

言わずと知れた塩素系漂白剤。ドラッグストアでも売ってます。

●手作りエチケットバッグ

これを複数枚用意しておくと嘔吐の時に便利です。

用意するもの:紙袋(小さめのもの)、ビニール袋

紙袋にビニール袋をセットして終了です。

袋のズレなどはホッチキス止めすると、より外れませんよ。

●《サラヤ》 スマートハイジーン 汚物の処理セット


汚物処理に使える以下のグッズがひとまとめになった使い捨てセットです。

  • くつカバー
  • ペーパータオル(キッチンペーパー)
  • 手袋
  • ゴミ袋
  • ガウン(またはエプロン)
  • マスク

●経口補水液


これも1本単位でドラッグストアに売ってます。

水分がまともにとるのが難しければ、ゼリータイプもあります。

水で嗚咽が出る子はゼリータイプでちびちび飲むと良いそうです。

子どもの嘔吐は備えて万全!知っておきたい準備と処理の仕方のまとめ

嘔吐の処理は素早さが大事です。

いきなり子どもが嘔吐し始めると、こっちも焦ってしまいますが。

事前に準備をしておくことで、少しは安心につながると思います。

まとめです。

感染性胃腸炎になった場合に気を付けること!

  1. 素手では絶対触らない。
  2. マスクをする。
  3. 塩素系消毒剤を使う。

【嘔吐処理グッズ】

  • 家庭用塩素系漂白剤(ブリーチなど)
  • 500mlのペットボトル
  • じょうご(漏斗)
  • マスク
  • バケツ
  • ゴーグル
  • ゴミ袋 複数枚
  • ビニール袋 複数枚
  • 段ボール片(2枚)、ない場合はキッチンペーパーでよい。
  • キッチンペーパー
  • 使い捨てのレインコート(なければエプロンでも可)

【実際の対応の流れ】

  1. マスク、手袋、レインコート(エプロン)、ゴーグルを装着する。
  2. 子どもの介助を行う。
  3. 部屋の換気を行う。
  4. 嘔吐物にキッチンペーパーをかけ、その上から消毒液をかける
  5. 段ボール片で汚物をキッチンペーパーごと集め、ゴミ袋へ入れる。その後、消毒液をかける。
  6. 空気を抜かずにゴミ袋をしばる。
  7. 汚物を取り除いたところの床に再度、新しいキッチンペーパーを重ねる。
  8. 消毒液をかけ、新しいゴミ袋に捨てる。
  9. 消毒液で濡らしたキッチンペーパーで床を拭き、ゴミ袋へ入れる。
  10. 着衣していたものをゴミ袋へ入れる。
  11. 手洗いうがいをする。

正しい知識を身につけて、家族感染を防ぎましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

教育、暮らし、お金(労務、税務)を専門に書く兼業ライター。
仕事も子育ても充実させたい!向上心溢れるワーキングマザーです。
保育士歴5年、現在本業である総務は4年目に入りました。
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